- 破水から始まり、出産までの実体験
- 出産後の心境

こんにちは。
0歳の息子とバタバタな毎日を送っている、ゆめひつじです。
今回は、私の「初めての出産」について書こうと思います。
私は破水スタート→普通分娩という流れで出産しました。
痛みゼロからの急展開、そしてまさかの“いきみ6時間”…本当に濃密すぎる1日でした。😖
出産って痛い?破水からだったらどうなるの?どれくらい時間かかるの?と不安は尽きませんよね。
私も臨月に入ってからたくさんの出産レポを読みあさっていました。
実体験をリアルにまとめたので、これから出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。少し長めになりますが、よかったら最後まで読んでくださいね。
【この記事の内容】
・39週健診で言われたこと
・破水からの急展開
・想像以上のいきみ時間
・会陰切開と出産直前
・産後の様子と振り返り
【出産2日前】「もう少しですね」と言われた39週健診
この日は妊婦健診の日。いわゆる「内診グリグリ」をされました。
少し痛みはあったものの、出血もなく特に問題なし。
先生からは、
「子宮口は1cm。もう少しですね。」
とのお言葉。
その言葉に先週も1cmだったしまだまだ産まれないだろうな〜とすっかり安心して、のんびり過ごしました。
後から先生に聞いた話ですが、
「子宮口が柔らかくなってたからそろそろだろうなと思っていた」と。
そこまで教えてほしかったです。笑
【出産前日】え、これって破水!?急展開の朝
朝9時ごろ、薄いピンク色のおりもののようなものが出て「おしるしかな?」と思いました。
でも痛みはなかったので、生理用ナプキンをつけて様子見。
11時半ごろ、しゃがんだ瞬間にジョワッと大量の水分が!
急いでトイレに行くと、ナプキンには白〜茶色のゼリー状の塊(おそらく粘液栓)と大量の水分が。
しかも生臭いにおい…これはもう完全に破水だ!と確信して、病院に電話しました。
病院からは「すぐに来てください」とのこと。
陣痛タクシーを使うつもりでしたが、ちょうど夫が在宅していたので、車で病院へ直行。
12時ごろに到着。検査の結果、破水が確定。
感染予防のため抗生剤の点滴を受け、そのまま入院となりました。
羊水が減らないよう、検査室から病室へは車椅子で移動。
この時点では痛みゼロ。
「24時間以内に陣痛が来ると思います。来なければ促進剤を入れます」と言われたので、
「そんなすぐ来ないでしょ〜。夕方くらいかな?」なんてのんきに思っていました。
【午後〜深夜】突然の陣痛と6時間のいきみ地獄
13時半ごろ、急にお腹と腰にギューーーッとくる痛みが!
最初は生理痛の重めバージョン程度だったのに、すぐ「え、これ絶対陣痛だよね…」と思うくらいの痛みに急変。
しかも、最初から5分間隔。
お昼ごはんを食べているときだったので、一口食べては痛みで止まり、また一口…を繰り返してなんとか完食しました。
食後すぐ、「本陣痛来てますね。子宮口4cm。歩けるうちにLDRに移動しましょう」と言われ、LDR(陣痛・分娩・回復を同じ部屋で行える分娩室)へ。
そこから痛みがさらに加速。
最初はまだ笑顔で話せていたけど、次の波が来るのがどんどん怖くなり、気持ちの余裕がなくなっていきました。
夫も腰をさすってくれましたが、やっぱりプロ(助産師さん)との差は歴然。
後半はお茶運びマシーンと化していました(笑)
準備品は別記事にまとめていますが、ストローとリップクリームは必須です。
そしてLDRで本当に良かったです。
【夜】もうすぐって言ったよね?からの…6時間
16時ごろに先生が来て、「今日中に産まれるかもね〜」と。
「やった!ゴールが見えた!」と思ったけど、ここからが本番でした。
19時ごろ、「子宮口8cm!もうすぐ全開」と言われ分娩台へ。
しかし、赤ちゃんの頭の大きな部分が引っかかっているらしく、
「ここさえ通ればすぐ産まれるよ!」
と言われたけれど…
ここからなんと約6時間…
まさかの長丁場が始まったのです。
何度も助産師さんに、
「まだ通れないですか?進んでますか?」
と聞いてしまいました。
そのたびに「進んでるよ、大丈夫!」と優しく声をかけてくれて、本当に救われました。
【深夜】会陰切開・最後の力をふりしぼって
23時ごろ、尿道カテーテルで尿を排出されました(出口を少しでも広くするためだそう)。
いつ入れられて抜かれたか、全く痛くなくてわかりませんでした。
また、点滴のルートも確保され、もしもの備えも万全に。
そして午前1時ごろ、先生から会陰切開の許可を求められました。
「うちの病院では、裂けさせないために基本的に切ります。」と言われ、同意。
麻酔をされ、ちゃんと効いているか確認してから切開。痛みはありませんでした。
【出産】午前2時前、ついに我が子とご対面!
最後の最後まで引っかかっていて、助産師さんから
「赤ちゃんのお手伝いしたいので、お腹を押してもいいですか?」
と聞かれ、了承したものの、
押すではなく“乗る”に近くて…正直、吐きそうでした(笑)
でもそのおかげでスルッと出てきてくれて、元気な産声を聞いた瞬間、本当に安心しました。
推定体重は3200gでしたが、実際は300gほど小さめ。
それでも引っかかってたって…もっと大きかったらと思うとゾッとします。
裂けたところはなく、会陰は3cmほど縫合。
後産には少し時間がかかりましたが、出血はかなり少なかったようで、先生にも「少ないね〜」と驚かれました。
【出産後】興奮と感謝で眠れなかった夜
処置後、止血のため、子宮収縮を促進する点滴を1時間受け、お手洗いへ行くはずが粗相をし、病室へは車椅子で移動。
出産後は排泄の感覚がわからなくなることが多いそうで、入院中3日間、したくなる感覚があったか確認されました。
病室に着いたのは午前4時ごろ。
その後も興奮が冷めず、なかなか眠れませんでした。
【おわりに】「忘れるよ」は本当だった
想像以上の痛みと、想像以上のスピードで進んだ出産。
正直、心が折れそうな瞬間は何度もあり、2人目とか無理って思いました。
先生や助産師さんからは、
「安産だったね。次は半分の時間で産めるからね!」
「痛みは忘れるから大丈夫!」
…ほんとにもう忘れてきてます。笑
「こんなに痛かったのに忘れるなんて嘘でしょ…」と思っていたけど、
本当にもう記憶は薄れていて、2人目もなんとかなりそうかもと思えています。
無事に赤ちゃんに会えた今、本当に幸せです。
これから出産を迎える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
母子ともに元気な出産となりますように。心から祈っています。😌
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